朴訥
ぼくとつ
形容動詞
標準
unsophisticated
文例 · 用例
さもなければ、無器用朴訥な愛嬌で助かる。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
彼は朴訥であるのでその隙ばかりみてゐて容易に名詞も形容詞も口にしようとはせぬ。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
※ とまれ不消化な複雑くらゐなら、馬鹿の朴訥の方がまだしもだと思ふと、暫時サツパリするだけでもましである。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
そして真率|朴訥という事から出て来る無限の大勢力の前に虚飾や権謀が意気地なく敗亡する事を痛快に感じないではいられない。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
」 親爺は、朴訥で、真面目だった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
彼は、やはり朴訥な、真面目な調子で云った。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
僕は、傍でだまってきいていて、朴訥な癖に、親爺が掛引がうまいのに感心した。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
親爺は、もう、親爺としての一生は、失敗であり、無意義であり、朴訥と、遅鈍と、阿呆の歴史であった、と感じたのに違いない。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
作例 · 標準
彼は口下手で朴訥な青年だが、その誠実な仕事ぶりで周囲の信頼は厚い。
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祖父は朴訥とした話し方をする人で、飾らない言葉にいつも温かみを感じた。
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都会の洗練された雰囲気はないが、彼の朴訥な人柄がにじみ出るような作品だ。
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