口八丁
くちはっちょう
名詞
標準
voluble
文例 · 用例
手八丁口八丁の、ても天晴れなる若者が、あの字づくしで名乗ったからは、いの字づくしで、答えてくれよう。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
ひどい不具でありながら微塵もひねくれていないばかりか、非常な配下思いの親方で、常人さえ舌を巻く程口八丁手八丁、それにどこへでも当って砕けるといった性分だとO君は讃嘆していた。
— 金史良 『親方コブセ』 青空文庫
當主の矢之助は、孫右衞門に子が無かつた爲の夫婦養子で、嫁のお舟は遠縁の者、矢之助は四十二の厄、内儀のお舟は三十八の働き盛り、多數の雇人を、顎の先で使ひこなすと言つた、口八丁の才女です。
— 猫の首環 『錢形平次捕物控』 青空文庫
私、腹が立ちましたから、揺振ってやりましたわ」 と中川夫人は口八丁手八丁である。
— 佐々木邦 『髪の毛』 青空文庫
それがまあ、このせつはどうして、口まめらしいもの」「そうかしら、わたし、そんなに口八丁?
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
作例 · 標準
あのセールスマンは口八丁で、いつの間にか契約書に印鑑を押させてしまう。
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口八丁な説明に騙されてはいけない、まずは実物を確認すべきだ。
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彼は口八丁なところがあるが、実行力が伴っていないのが難点だ。
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