母港
ぼこう
名詞
標準
home port
文例 · 用例
救助すべきもの無きに依り、本船は是を放置せしまま母港に向け進航せり」「又か、――又か、くそっ!
— 山本周五郎 『流血船西へ行く』 青空文庫
そうすれば堂々と母港のサン・マザ港へ横付けでき、自前の船員と士官で編成できますな」「ですが、途中に猛獣がおります。
— THE MASTER CRIMINAL 『悪の帝王』 青空文庫
一年間のこの鳥籠の歴史はほぼこういう風の盛衰であったが、その後別に飼うて居った三、四羽のカナリヤをこの籠の中へ入れたので、忽ち病室の外が賑うて来た。
— 正岡子規 『病牀苦語』 青空文庫
皇室の御祖先を君主として戴いていたヤマトの国家が日本民族を統一した情勢が、ほぼこういうものであったとすれば、普通に考えられているような日本の建国というきわだった事件が、或る時期、或る年月、に起ったのでないことは、おのずから知られよう。
— 津田左右吉 『建国の事情と万世一系の思想』 青空文庫
そして失踪の発端は高校時代のなかにあり、そこからどのような経路をたどって失踪にまでいたったのか、ほぼこうに違いないと確信することの出来る輪郭を、玲子は自分の胸のなかに描ききることに成功している。
— 片岡義男 『道順は彼女に訊く』 青空文庫
まったくわたしの想い出すところでは、ほぼこういう意味で、彼は彼の生死を決定する裁判官たちに向って語っているのである。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
長い航海を終えた調査船が、夕闇に包まれた母港へとゆっくり帰還した。
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横須賀は多くの艦船にとっての母港であり、常に活気に満ちている。
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漁師たちは母港の灯りが見えると、ようやく緊張の糸を解いた。
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ウィキペディア
母港 とは、ある船が拠点を置く港。船籍港 とは必ずしも一致しない。登録文書や船尾に記される。
出典: 母港 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0