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母后

ぼこう
名詞
1
標準
empress dowager
文例 · 用例
帝は院の御遺言のとおりに源氏を愛しておいでになったが、お若い上に、きわめてお気の弱い方でいらせられて、母后や祖父の大臣の意志によって行なわれることをどうあそばすこともおできにならなくて、朝政に御不満足が多かったのである。
源氏物語 青空文庫
初めの日は中宮の父帝の御|菩提のため、次の日は母后のため、三日目は院の御菩提のためであって、これは法華経の第五巻の講義のある日であったから、高官たちも現在の宮廷派の人々に斟酌をしていず数多く列席した。
源氏物語 青空文庫
入道の宮をまた新たに御母后の位にあそばすことは無理であったから、太上天皇に準じて女院にあそばされた。
澪標 源氏物語 青空文庫
女院の御母后の時代から祈りの僧としてお仕えしていて、女院も非常に御尊敬あそばされ、御信頼あそばされた人で、朝廷からも重い待遇を受けて、大きな御祈願がこの人の手で多く行なわれたこともある僧都があった。
薄雲 源氏物語 青空文庫
母后も内親王でいられたあとへ、またも王氏の后の立つことは一方に偏したことであると批難を加える者もあった。
乙女 源氏物語 青空文庫
桜の盛りにはまだなっていなかったが、三月は母后の御忌月であったから、この月が選ばれたのである。
乙女 源氏物語 青空文庫
たまたま母后窓よりこの女を見、呼び入れた。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
女、母后に告げたはこの男こそこのほど姿を晦ましたという王子で、王子に見知られずに日が出るまで王宮に還らぬはずだと、母后すなわち城下の鶏を殺し尽くし、一切の窓を黒|絽で覆い、その上に金剛石を散らし掛けしめ、日出るも見知らずまだ夜中と思わせた。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
若き皇帝は、国政の重要事項について必ず母后の意見を仰いだ。
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母后の誕生を祝うための華やかな宴が、宮廷の裏庭で開催された。
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歴史物語の中では、強大な権力を持つ母后が影で国を操る描写が多い。
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ウィキペディア

母后(ぼこう/ははきさき)は、皇帝・天皇・国王の母親 を指す語。欧米の言語では英語: Queen mother、ドイツ語: Königinmutter、フランス語: Reine mère等の名称がある。

出典: 母后 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0