青楼
せいろう
名詞
標準
officially sanctioned brothel (Edo-period)
文例 · 用例
『春告鳥』のうちに「生質|野夫にて世間の事をすこしも知らず、青楼妓院は夢にも見たる事なし。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
『春告鳥』のうちに「生質野夫にて世間の事をすこしも知らず、青楼妓院は夢にも見たる事なし。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
なんぞ知らん、この家は青楼の一で、今女に導かれてはいった座敷は海に臨んだ一間、欄によれば港内はもちろん入り江の奥、野の末、さては西なる海の果てまでも見渡されるのである。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
青楼へ上ってしまえば自省も考慮ももうそれまでだった。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
――幾軒もありますが――まあ、K――楼などと言うのが一般に通っていますね」 国太郎はつい自分がこれから行こうとする青楼の名を言ってしまった。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
しかし今時|青楼で起きていましょうか。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
先斗町の青楼の灯が瞬いているのを見ると、三好は、「やっぱし京都はええなア」 思わず溜息をついて、「――お前とこないして橋の上を歩いたこともあったなあ」 未練たらしく、しみじみと言った。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
道頓堀川の泥水に川添いの青楼の灯が漸く映る黄昏時のわびしさを頼りなく腹に感じて、ぼんやり橋に凭れかゝっていると、柔く肩をたゝいた者がある。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の吉原には、多くの青楼が立ち並んでいた。
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浮世絵には、青楼での華やかな宴の様子が描かれている。
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文学作品を通して、当時の青楼の文化や生活を垣間見ることができる。
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