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苦患

くげん
名詞
1
標準
hellish pain
文例 · 用例
心|暫くも安らかなるなし、一度梟身を尽して、又|新に梟身を得、審に諸の苦患を被りて、又|尽ることなし。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
審に諸の苦患を被りて、又尽くることなし。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
心|暫くも安らかなるなし、一度梟身を尽して、又|新に梟身を得、審に諸の苦患を被りて、又尽ることなし。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
審に諸の苦患を被りて又尽くることなし。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
為替してきらめくものを掴ませて、のッつ反ッつの苦患を見せない、上花主のために、商売|冥利、随一大切な処へ、偶然|受取って行ったのであろうけれども。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
――近常さんは、娑婆も苦患も忘れてしまって、ありしむかしは、夜延仕事のあとといえば、そうやって、お若い御新造さんのお酌で、いつも一杯の時の心持で。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
来れる二個の眷属は三界無宿の非人にて、魔道に籍ある屠犬児、鳩槃荼、※舎闍を引従え、五尺に足らざる婦人ながら、殺気|勃々天を衝きて、右の悪鬼に襖を開けさせ、左の夜叉に燭を持たせ、栄華の空より墜落して、火宅の苦患を嘗めつつある綾子を犯す乞食お丹、自堕落の態引替えて悪魔の風采凜々たり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
……且は臨終の苦患の可哀さに、安心をさせようと、――心配をするな親仁、鐘は俺が撞いてやる、――とはっきり云うと、世にも嬉しそうに、ニヤニヤと笑って、拝みながら死んだ。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫