滴
てき
助数詞頻度ランク #19824 · 青空 1777 例
標準
counter for drops of liquid
文例 · 用例
其の他小便所には、滴が前に零れるからといふので、滴の受け板が附けられた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
南の窓は田園の遙けきながめにて、垣根に近き駒紫蘇の花、今ぞ日光をうけて、くれなゐの色滴らむばかりなる。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
浴後の茶漬も快く、窓によれば驟雨沛然としてトタン屋根を伝う点滴の音すゞしく、電燈の光地上にうつりて電車の往きかう音も騒がしからず。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
コップに一杯の砂糖水をつくって、その上に小さな罎に入った茶褐色の薬液の一滴を垂らすと、それがぱっと拡がって水は乳色に変わった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
」と、にはかに勢ひづいて、一滴のこさず飮みほして、ほろりと醉ひ、「や、月が出てゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
墨汁一滴を落したやうな感じだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ついでにその膏藥を一滴おれの手のひらに載せて見せてくれねえか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
子供は床の中で目を覚まして、その鏡台のある隣りの部屋で、お母さんが頭の生地を綺麗にするために使ふ布が、小さな金盥の中の熱いお湯に漬けられては絞られる時の、お湯の滴の音を聞いてゐます。
— 中原中也 『家族』 青空文庫
作例 · 標準
点滴から一滴ずつ薬が注入されていく。
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ワインを一滴もこぼさずにグラスに注いだ。
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熱いコーヒーがカップの縁から一滴、二滴とこぼれ落ちた。
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