下積み
したづみ
名詞名詞-の形容詞
標準
putting beneath other goods
文例 · 用例
それを、下積みの膳立ては、すべて、彼――山崎がちゃんとこしらえてやったんじゃないか。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
社会の下積みという言葉を聞くと、赤土のなかから生えていた女の腿を思い出した。
— 梶井基次郎 『雪後』 青空文庫
雑朶と云って、吉蔵が無雑作に取り扱うくぬぎの下積みの枝などには、滴り透った霜どけの水に、ぐっしょり、濡れ乍ら半分朽ちた、しゃりしゃりした葉が付いて居たりした。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
するとその時に、今まで気がつかなかったが、最初に掘り返した下積みの土の端っこに、何やら白いものが二ツ三ツコロコロと混っているのが見えた。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
(自然が人間に対する無関心はツルゲニエフの猟人日記中、森で樵夫が倒れ、大木の下積みになりその大木が樵夫を殺す作を見てから兄が一層痛感しているのであった。
— 岡本かの子 『兄妹』 青空文庫
そして、前田弥平氏殺害事件は忙しい社会から、新しい事件の下積みとなってしだいに忘れられていった。
— 佐左木俊郎 『仮装観桜会』 青空文庫
「技術者よ、研究者よ、寂しくつらい下積み生活に耐えよ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
今まで下積みになっていたために、しけって腐ったらしいすそ切れのある一枚が上になって、しゃんとしたのが下になっているのです。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
倉庫の荷物は、重いものを下積みにして、上に軽いものを置くのが安全だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
lowly position
作例 · 標準
彼は長年、下積み生活を耐え抜き、ついに夢を叶えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite