雑用
ざつよう異読 ぞうよう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #18141 · 青空 217 例
標準
chores
文例 · 用例
この辺の人が、セント・ジョルジ・ギルドの人たちのように、糸車を挽いて、木綿を手織って衣ているかどうかを知らないが、風呂の水も、雑用の水も、熔岩の下から湧く渓河から汲み上げて、富士の高根の雪解の水と雨水との恩恵の下に、等分に生きていることを思うと、富士の裾野の水々しさに、一倍の意義があると思われる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
――米も安いし、雑用もかゝらねえし、それに家賃は只だから、これで東京あたりの一円五十銭も二円もにかけ合うべ。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
入用る雑用を省くと唱え、八蔵といえる悪僕一人を留め置きて、その余の奴僕は尽く暇を取らせ、素性も知れざる一人の老婆を、飯炊として雇い入れつ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
伊香保では客もめっきり減り、芒の穂なども伸びて、朝夕は風の味もすでに秋の感触であったが、松島が品子と今一人、雑用に働いている遠縁の娘と三人づれで、土産をしこたま持って帰ってみると、小菊の姿は家に見えなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
彼等の貧乏時代は、茶屋の掛行燈など引受け、がむしやらに雑用稼ぎをして、見られたざまではなかつたのを、この頃はすつかり高くとまり、方外の画料を貪る。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
それだけならいいんですが、地方の出張所にいる連中、夫婦ものばかりですし、小姑根性というのか、蔭口、皮肉、殊に自分のお得意先をとられたくないようで、雑用ばかりさせるし、悪口ついでにうんとならべると、女の腐ったような、本社の御機嫌とりに忙しい、くびの心配ばかりしている。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
これは雑用に使う水で、浄水としては尾根山に沿うて流れる渓流を引いてあるのが左斜めより来るのが見えます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そのころの習いで、幾らかの食雑用を払えば請宿の二階に泊めてくれる。
— 岡本綺堂 『有喜世新聞の話』 青空文庫
作例 · 標準
今日は一日中、上司の雑用にこき使われて、自分の仕事が全く進まなかった。
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下積み時代は、先輩たちの雑用を引き受けることで、現場の空気を学んだものだ。
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「何か手伝える雑用はありませんか?」と自分から進んで声をかける姿勢が評価された。
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標準
miscellaneous expenses
作例 · 標準
文房具やコピー用紙の購入代金を、経理ソフトの雑用の項目で処理した。
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今月の家計簿を締めると、意外にも日用品などの雑用としての支出が多かった。
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出張先での細かい経費を雑用としてまとめ、会社に精算を依頼する。
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