幻辞.com

奢り

おごり
名詞頻度ランク #29202 · 青空 96
1
標準
luxury
文例 · 用例
自動車で田舎へ遊山に出かけるというようなことは非常な金持のすることで吾々風情の夢にも考えてはならない奢りの極みであるような気が何となしにしていた。
寺田寅彦 異質触媒作用 青空文庫
これを籬にしたるは奢りがましけれど、処子が家にもさばかりの奢りはありてこそ宜かるべけれ。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
白い素足と真紅のスリッパにゴチック式の豪華を極めた応接間をモノともせぬ勝気さを見せて、これも炭坑王の奢りを見せた真綿入|緞子の肘掛椅子に、白い豊満な肉体を深々と埋めている。
夢野久作 女坑主 青空文庫
あっちの花見酒で酔い潰れ、こっちのお祝い酒で奢り潰されてなあ」「太平楽なにも程がある。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
それに引きかえて値段の高い晦日蟹の塩茹となりゃあ、どうしても三杯酢で一パイと言う処で、誰が聞いても恵比寿講の何厘何毛という利前|勘定とは思われませぬ奢りの沙汰で御座います。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
むろん奢り贅沢はいけませんが、身分不相応な切り縮め方をして、子供や使っている人を、営養不良色にして得意になっているのは、これまた贅沢の一つです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
それを付け合せの茸の淡白の味が飄逸に取做す、山野の侘びとフランス人工の奢りとの取合せだ。
岡本かの子 食魔に贈る 青空文庫
」 島野は苦々しい顔色で、「奢ります、いずれ奢るから、まあ、君、君だって、分ってましょう。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
treat (i.e. at someone's expense)
作例 · 標準
例句