縦走
じゅうそう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #41848 · 青空 156 例
標準
stretching out (in a longitudinal direction)
文例 · 用例
時津から早岐まで、哀れげな小蒸気船に乗っての大村湾縦走はただうすら寒い佗しい物憂さの単調なる連続としてしか記憶に残っていない。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
二十五日 宮川の池に沿いて、宮川の窪を登り、岩壁を直進して、御幣岳の最南峰に登り、各峰を縦走して、二十一日の来路と合し、降路は下宮川谷に入りて、梓川に下り、上高地温泉に帰宿。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
私たちは三本槍を、片ッ端から、登っては降りして、数日前に来たことのある御幣岳の一角と行き合った、嘉門次すら、この三本槍を縦走したのは、この年になるまで、きょうが始めてだと言っていた、岩石の連嶺は、ここで槍ヶ岳から、蒲田谷を包み、焼岳を回ぐって、びったりと素の位置で、繋ぎ合われた。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
電車で街を縦走して、とある辻から山腹の方へ広い坂道を上がって行くと、行き止まりに新築の大神宮の社がある。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
日常人事の交渉にくたびれ果てた人は、暇があったら、むしろ一刻でも人寰を離れて、アルプスの尾根でも縦走するか、それとも山の湯に浸って少時の閑寂を味わいたくなるのが自然であろう。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
濃尾の地は、伊吹、鈴鹿の縦走山脈に依つて、近畿と隔絶したゐたため、中央政局の波動から、超然としてゐることが出来たし、又本州中部の上杉、武田、北條の諸勢力は、互に牽制し合つてゐたし、偶々伸びて来た今川には、奇勝することが出来た。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
坦々砥の如き何|間幅の大通路を行く時も二葉亭は木の根|岩角の凸凹した羊腸折や、刃を仰向けたような山の背を縦走する危険を聯想せずにはいられなかった。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
その拳銃は、今年の夏、彼が日本アルプスの乗鞍ヶ岳から薬師ヶ岳へ縦走したときに、護身用として持って行って以来、つい机の引出しに入れて置いた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
この山脈は、日本列島の中央部を南北に縦走している。
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建設中の高速道路が、県の北部から南部までを縦走する予定だ。
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地震によって、地面に数百メートルにわたる亀裂が縦走した。
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標準
walking along the ridge of a mountain
作例 · 標準
夏休みを利用して、北アルプスの山々を3日間かけて縦走した。
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稜線を縦走していると、360度のパノラマビューを楽しむことができる。
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初めての縦走登山だったので、装備の重さにかなり苦労した。
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ウィキペディア
縦走(じゅうそう)とは登山の方法のひとつであり、一般的には山頂に立ったあと下山せずそのまま次の山へ向かうことを指す。ルートによっては山頂を重視せず稜線を歩いて行くことも縦走と呼ぶ(トラバース)。下山しないとはいえ数百メートル下り、そこから登り返すことも多いためひとつの山頂を目指すピークハントと比べてより体力、知識、経験が必要となる。
出典: 縦走 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0