稜線
りょうせん
名詞頻度ランク #31769 · 青空 64 例
標準
ridgeline
文例 · 用例
道の左側には、巨大な羊歯族の峡谷を距てて、ぎらぎらした豊かな緑の氾濫の上に、タファ山の頂であろうか、突兀たる菫色の稜線が眩しい靄の中から覗いている。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
この稜線を大まわりして、あそこにたどりつかなくてはならない。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
歩くにつれ、幾何学的な稜線が胸を狙って放射して来るように感じられる。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
また一度び横へ廻れば、胴から延び下った両翼の姿の繊巧無類なある緊張、その優雅さ、――久慈はあらゆる運動態の原型がここに蒐ったかと思ったほど、全系列をささえた稜線の荘重で、雄勁果敢なおもむきに我を忘れて見惚れていた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
彼はふとパリのノートル・ダムで繊細巧緻な稜線の複合した塔の姿を見たときに、胸のときめきを覚えた自分を思い出した。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
βルンゼ入口に帰って、食事後衝立のスラブをトラバースして本谷F下のバンドへ出たが、第三ルンゼは相変らず濡れているのでザッテル越え滝沢に変更、Bルンゼからあっさり稜線へ飛び出す。
— 松濤明 『一ノ倉沢』 青空文庫
その茅戸の山の肩に、白い上河内の稜線が覗いている。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
これから国境稜線まではひたすらな登りである。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
作例 · 標準
登山家たちは、険しい山の稜線を慎重に一歩一歩進んでいった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
夕日に染まる山の稜線のシルエットは、まるで一枚の絵画のように美しかった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
夏になると、アルプスの稜線には様々な高山植物が咲き乱れる。
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