叩頭
こうとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
kowtow (bow made from a kneeling position wherein the forehead touches the ground)
文例 · 用例
道端に乞食が一人しゃがんで頻りに叩頭いていたが誰れも慈善家でないと見えて鐚一文も奉捨にならなかったのは気の毒であった。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
翁はこどもを山の方に捧げ、ひょこひょこひょこと三つお叩頭をして、置いて帰った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
母に手をつかせ、お叩頭をさせてしまったのだ。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
人形がゆらりゆらり御叩頭をしたり、挙げた両手をぶらぶらさせながら、緩やかに廻転しながら下りて行くのは、ちょっと滑稽な感じのするものである。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
」 俥を横に、つか/\と、田の畔へ、挽いて乗掛けると、白い陽に、影もなく、ぽんと立つて、ぺこ/\と叩頭をした。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
」とまた叩頭をした。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
晩成先生は急に挨拶の言葉も出ずに、何か知らず叮嚀に叩頭をさせられてしまった。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
大噐氏は自然に叩頭をさせられて、その言葉通りになるよりほかはなかった。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
作例 · 標準
彼は深々と膝をつき、額を地面に擦り付ける叩頭の礼で非礼を詫びた。
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独裁者の前では、家臣たちは震えながら叩頭し、服従を誓うしかなかった。
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現代の日本で叩頭をする場面は滅多にないが、それほどの謝罪が必要な事態だった。
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