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軍兵

ぐんぴょう異読 ぐんぺい・ぐんびょう
名詞
1
標準
armed forces
文例 · 用例
おそらくは戦闘艦の巨砲の一発の価、陸軍兵員の一日分のたくあんの代金にも足りないくらいの金を使って懸命に研究し、そうして世界的に立派な結果を出しているようである。
寺田寅彦 時事雑感 青空文庫
颯と、吹添ふ蒼水の香の風に連れて、流の上へそれたのは、卯の花縅の鎧着た冥界の軍兵が、弗ツと射出す幻の矢が飛ぶやうで、川の半ばで、白く消える。
泉鏡太郎 月夜 青空文庫
』と突然大檣の影から現はれて來たのは、色の黒々とした、筋骨の逞ましい年少少尉、此人は海軍兵學校の生活中、大食黨の巨魁で、肺量五千二百、握力七十八、竿飛は一|丈三|尺まで飛んで、徒競走六百ヤードを八十六|秒に走つたといふ男、三|年の在學中、常に分隊の第一|番漕手として、漕力天下無比と云はれた腕前。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
加うるに南軍は北軍の騎兵の馳突に備うる為に塹濠を掘り、塁壁を作りて営と為すを常としければ、軍兵休息の暇少く、往々|虚しく人力を耗すの憾ありて、士卒|困罷退屈の情あり。
幸田露伴 運命 青空文庫
云はれて見れば後へは退けぬので、良正は軍兵を動かして水守から出立した。
幸田露伴 平将門 青空文庫
是に於て将門士卒を励まし意気を起し、為憲の軍兵を討伏せ了んぬ。
幸田露伴 平将門 青空文庫
ネルソンは英國海軍兵學校の入學試驗に於て其の體格が惡いとて落第した人であるでは無いか。
幸田露伴 努力論 青空文庫
軍兵は國の大事であるから、望氣の道も、此等の語も、十の九は軍陣の事に關して居るが、氣を以て事の應とするの思想は單に軍陣の事のみに局限せられてゐるのでも無い。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
城壁の上から見下ろすと、地平線を埋め尽くすほどの軍兵がこちらに向かって進軍していた。
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「いざ出陣せよ!」という大将の号令とともに、数万の軍兵が一斉に鬨の声を上げた。
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長く苦しい行軍の末、軍兵たちの顔には隠しきれない疲労の色が濃く滲んでいた。
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