鰯
いわし異読 イワシ
名詞頻度ランク #34143 · 青空 593 例
標準
pilchard (esp. Japanese pilchard, Sardinops melanostictus)
文例 · 用例
さらば我、皿持ちゆかん、鰯の頭を賜びさせ給へ!
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
鰯の頭を三つ貰つたつて、それが何にもならないことは決つてゐるが、呉れる奴の方はこつちを嗤つて呉れるだらう。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
その代りこつちでは、例へば白い西洋皿の上に、鰯の頭が三つ、コロコロと這入るところを、よつくとみて、どうせ対手は嗤つてゐるのだから一寸、ホンの一寸した目礼くらゐで自分の所に帰つてゆけば、却々シツクリした気持だつて味はへるやうなもんぢやないか。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
日の光今朝や鰯の頭より 正月元旦の句である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
東京のいろは骨牌では、イが「犬も歩けば棒にあたる」であるが、大阪の方では「鰯の頭も信心から」で、絵札には魚の骨から金色の後光がさし、人々のそれを拝んでいる様が描いてある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
老いた家無し猫は、開け放った戸棚に這入って乾し鰯を食っていた。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
養鶏をしている者、養豚をしている者、鰯網をやっている者もある。
— 黒島傳治 『田舎から東京を見る』 青空文庫
金廻りの良かった時には、鰯網に手を出したこともある。
— 黒島傳治 『小豆島』 青空文庫
作例 · 標準
夕食には、塩焼きにした新鮮な鰯(いわし)を用意した。
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今朝、漁師たちは大量の鰯を水揚げした。
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祖父は若い頃、鰯漁をした時の話をしてくれたものだ。
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