ざる
ざる
助動詞頻度ランク #1344 · 青空 2959 例
標準
not
文例 · 用例
即ち自家の文体を実現し了せなかつたこの作家は、一生涯習作をしてゐたといへるし、絶えざる模索の状態は彼を鬱屈させてゐたのであつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
〔われかのひとをこととふに〕宮沢賢治われかのひとをこととふになにのけげんもあらざるをなにゆゑかのとき協はざるクラリオネットの玲瓏をわらひ軋らせわらひしや
— 宮沢賢治 『〔われかのひとをこととふに〕』 青空文庫
訓導宮沢賢治早くもひとり雪をけりはるかの吹雪をはせ行くは木鼠捕りの悦治なり三人ひとしくはせたちて多吉ぞわらひ軋るとき寅は溜りに倒れゐし赤き毛布にくるまりて風くるごとに足小刻むは十にたらざる児らなれや吹雪きたればあとなる児急ぎて前にすがりつゝ一列遠くうすれ行く
— 宮沢賢治 『訓導』 青空文庫
心理的洗練そのものが俗だとはいへまいが、心理的洗練の他に精神的渇望だの信念だのと呼ばれるものがない限り、人は俗物たらざるを得まい。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
『二十才にして既にひどい心痛は歌ふことを断念せざるを得ざらしめた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
彼女の名声が漸く動かすべからざるものとなつたのは、『遺稿集』が出てからであつた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
感情といふ語の内容も色々であらうが、「独り居て怡しむ」底の感情、対人的に発露するに非ざる、そこはかとなき欣怡の情である。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
とまれ、フォルムに就いての理念が生ぜざる限り、アマチュアであり、またアマチュアとしてさへが、文学芸術に興じたのではなく、知ることの喜びを文学に於ても得てゐるといふに過ぎないことを分らねばならない。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
作例 · 標準
彼は努力せず、成功を得ざる者だ。
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あの時、彼を信じざるを得なかった。
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困難を乗り越えざるを得ない状況だった。
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