日暮れ
ひぐれ
名詞頻度ランク #38294 · 青空 284 例
標準
twilight
文例 · 用例
彼の新らしい詩の表現は、丁度、愛する妻と共に日暮れの街を歩きながら、楽しい買物の話をするやうな、平易な親しさの中に、力強い情熱のひびきをこもらせたものであつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
橋なくて日暮れんとする春の水 こうした春の郊外野景を描くことで、蕪村は特殊の画才と詩情とを有している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
昭和九年二月著者我が心また新しく泣かんとす冬日暮れぬ思ひ起せや岩に牡蠣漂泊者の歌日は斷崖の上に登り憂ひは陸橋の下を低く歩めり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
四 日暮れからすっかり雪になりました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
隣の妻の入來るを見るに、懷には町を抱きたり、與四|郎胸さわぎのして、美尾は何處へ參りました、此日暮れに燈火をつけ放しで、買物にでも行きましたかと問へば、隣の妻は眉を寄せて、さあ其事で御座んすとて、睡り覺めたる懷中の町がくすりくすりと嘩泣るを、おゝ好い子好い子と、ゆすぶつて言葉絶えぬ。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
日暮れに近く、上野に電車を待つプラツトホームを、寒い冬の風が吹きさらしてゐた。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
三月の末でございました、ある日朝から六蔵の姿が見えません、昼過ぎになっても帰りません、ついに日暮れになっても帰って来ませんから田口の家では非常に心配し、ことに母親は居ても立ってもいられん様子です。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
二人は疲れた足をひきずって、日暮れて路遠きを感じながらも、懐かしいような心持ちで宮地を今宵の当てに歩いた。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
作例 · 標準
公園を散歩していると、いつの間にか日暮れになっていた。
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日暮れとともに、街の灯りが一つずつ点き始めた。
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日暮れの空は、茜色に染まり、とても美しかった。
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