夕方
ゆうがた
名詞副詞頻度ランク #2249 · 青空 7594 例
標準
early evening (usu. from 3pm to 6pm)
文例 · 用例
宗教に入つて、尠くも朝と夕方に、帰依する気持があれば、謙譲は持続しやすく、さうであれば、詩的恍惚もミツチリと感じられ、漸次に味の深いものが、生れるやうになる筈だと思つた。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
教会の附近の黄色い土塀つづきの、夕方はしづかり下りて来る彼処へ、ではまた落付いたな、あゝあゝと、僕は思ふのだつた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
夕方弟と二人で近所の子供が集つて遊んでゐる寺の庭に行つた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
「それは好いが君、君その指の繃帯は如何した」「一寸ナイフで切りましたから……」「S子は今内にゐませんから夕方いらつしやい……」 さう言つて二人は別れたが、彼にはその従兄の言葉が何時までも問題になつた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
「だつてね、太つたくせに顔の陰が尖るつて質の女は一度ツンとすると其の後はもう理由もなしにツンとし通すものだから……」「こいつ大した苦労性だな、気の小さい……」 夕方行くとS子は最も他人行儀を示した。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
凧のかげ夕方かけて読書かな夕立やかみなり走る隣ぐに沓かけや秋日にのびる馬の顔鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな秋ふかき時計きざめり草の庵石垣に冬すみれ匂ひ別れけり 彼の俳句の風貌は、彼の人物と同じく粗剛で、田舎の手織木綿のやうに、極めて手触りがあらくゴツゴツしてゐる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
二、三日経て後の夕方、荒物屋の座敷には隣家の誰れ彼れが大勢集まって酒を酌んでいた。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
心よく晴れた夕方など、亭主はこの幼時を大事そうに抱いて店先をあちこちしている。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
作例 · 標準
夕方になると、子供たちが公園で元気に遊び始める。
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「ああ、もう夕方だ。そろそろ家に帰らないと。」
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夕方から雨が降り出すという予報が出ている。
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