鋤
すき
名詞頻度ランク #8305 · 青空 423 例
標準
spade
文例 · 用例
「猪が仔猪をつれて来て相撲って遊ぶところです」 赤土は何度か猪の蹄に蹴鋤かれたらしく、綿のように柔かに、ほかほか暖そうであった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
蹄で蹴鋤いた赤土はほかほかしている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
生命の耕鋤順環の理が信ぜられた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
そうして肉片を鋤の鉄板上に載せたのを火上にかざし、じわじわ焼いて食ったというのである。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
このステッキがドイツの stechen につながるとすると今度は「突く」「つつく」が steik に近づいて来るし、また後者と「鋤く」ともおのずからいくぶんの縁故を生じて来るのである。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
サンスクリトの 〔la_ngala〕 は鋤であるがしかし錨のような意味もあるらしい。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
」と叫んで小初は肉体を軽く浮び上らせ不思議な支えの力で空中の一|箇所でたゆたい、そこで、見る見る姿勢を逆に落しつつ両脚を梶のように後へ折り曲げ両手を突き出して、胴はあくまでしなやかに反らせ、ほとんど音もなく水に体を鋤き入れた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
稲田桑畑芋畑の連なる景色を見て日本国じゅう鋤鍬の入らない所はないかと思っていると、そこからいくらも離れない所には下草の茂る雑木林があり河畔の荒蕪地がある。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
作例 · 標準
彼は鋤を手に取ると、力強く庭の土を掘り返し始めた。
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使い込まれた鋤の刃が、夕日に鈍く光っている。
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畑仕事の後は、錆びないように鋤に付いた泥を丁寧に洗い落とす。
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標準
plough
作例 · 標準
牛に鋤を引かせて、広い田んぼを耕していく。
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昔の農家では、木製の鋤を使って一生懸命に土を耕していた。
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鋤の跡が幾筋も並ぶ畑は、春の種まきの準備が整っていた。
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