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冠位

かんい
名詞
1
標準
system indicating court ranks by headgear colors (colours)
文例 · 用例
又、太子は、推古天皇の十一年に十二階より成る冠位を定め給うた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
それまで、勢力のある氏族に属してゐないと、高い位置に上れなかつたが、冠位の制定に依つて、人々は、才能に依つて、立身する道が開かれた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
ともかくも、通例の形容詞の用語例に馴れた我々には、「いまじきの間」「ましゞ・ましゞき」「われじく」或は又、「おたひしみ」など言ふ形や、汝冠位上賜治賜。
――語尾「し」の発生―― 形容詞の論 青空文庫
のこるは後にも先にも赤兄ひとりと云へるのだが、兄の死後、氏上の大刀だけは廻つて来たものの、冠位は相変らず小紫にすぎなかつた。
『白鳳』第二部 鸚鵡 青空文庫
嶋は冠位こそまだ大錦下を拝したばかりの式務省の一吏官にすぎなかつたが、白雉五年の遣唐使随員のうちに加へられ、したしくその肺に洛陽の空気を吸つて来た男である。
『白鳳』第一部 春泥 青空文庫
しかるに慶雲二年に至って、「冠位已に高うして食封何ぞ薄き」という理由の下に、正一位六百戸より従四位八十戸に増額された。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫
大尉が、いかんいかん、と云って手をふりますと、山烏はピカピカする拳銃を出していきなりずどんと大尉を射殺し、大尉はなめらかな黒い胸を張って倒れかかります。
宮沢賢治 烏の北斗七星 青空文庫
鉄斎 ――いかんいかん。
岡本かの子 ある日の蓮月尼 青空文庫
作例 · 標準
聖徳太子が定めた冠位十二階は、家柄ではなく個人の才能を重視する画期的な制度だった。
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冠の色によってその人の冠位が一目で分かるよう、宮廷では厳格な決まりがあった。
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「教科書で見た冠位十二階の紫色の冠、本物はどんな色味だったんだろうね」
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朝廷から高い冠位を授かることは、当時の貴族にとって一族の誉れであった。
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