南東
なんとう異読 みなみひがし
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #15586 · 青空 152 例
標準
southeast
文例 · 用例
静岡の南東|久能山の麓をめぐる二、三の村落や清水市の一部では相当|潰家もあり人死もあった。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
これに反して東京の夏には地方的季節風が相当強い南東風として発達しているためにそれが海陸風と合成され、もしこれがなければべた凪になるはずの夕方の時刻に涼しい南東がかった風を吹かせるらしい。
— 寺田寅彦 『夕凪と夕風』 青空文庫
低気圧による北西風が丁度この南東風を打消すようになる場合には海陸風だけが幅を利かせて、従って夕凪が顔を出す。
— 寺田寅彦 『夕凪と夕風』 青空文庫
八月ごろの東京の風の一日じゅうの変化を調べてみると、やはり海陸風に相当する規則正しい風の周期的変化があるが、ただ東京では日々変化の位相が著しくくずれているのと、夏期の南東の季節風がかなりよく発達しているために、夕なぎに相当する時刻にはこの季節風のほうが著しく現われて来るのである。
— 寺田寅彦 『海陸風と夕なぎ』 青空文庫
右手の方の空間で何かキラキラ光るものがあると思ってよく見ると、日本橋の南東側の河岸に聳え立つあるビルディングの壁面を方一尺くらいの光の板があちらこちらと這い廻っている。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
阿耨達池やすべて葱嶺から南東の山の上の湖は多くは鏡のように青く平らだ。
— 宮沢賢治 『学者アラムハラドの見た着物』 青空文庫
このあたり川は南東に向つて流れ、水は西岸の方深く、安宅町地先に至つては川の東部に洲を見はすに及ぶ。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
明暦三年より明治十四年までの間に大火九十三度ありて、中二十二三度のほかは、雲南の方へ走り、若くは南東南東西の方へ走りたる時なり。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
作例 · 標準
「南東から暖かい風が吹き込み、今日は初夏のような陽気になるとの予報だ」
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「コンパスを確認すると、目指すキャンプ場はここから南東の方向にあるようだ」
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「私の部屋は南東向きなので、午前中は日差しがたっぷりと入ってとても気持ちいい」
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