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実生

みしょう
名詞名詞-の形容詞
1
標準
seedling
文例 · 用例
彼に就いて語りたい、実に沢山なことをさし措いて、私はもう筆を擱くのだが、大変贅沢をいつても好いなら、富永にはもつと、相像を促す良心、実生活への愛があつてもよかつたと思ふ。
中原中也 夭折した富永 青空文庫
不快だ……」 母は掛軸を掛け換へるなどゝいふ実生活にそくした生活の潤ひなどゝいふものには分らないのではないが妙に気の付かない性だつた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
かの、君が幼な時汽車で通りかゝつた小山の裾の、春雨に打たれてゐたどす黒い草の葉などを、また窓の下で打返してゐた海の波などを……       ※ 実生活は論理的にやるべきだ!
―― a Cobayashi Me Voila 青空文庫
実生活にあつて、意味のほか見ない人があつたら、その人は実生活以外にも世界を知つてゐる人だ。
―― a Cobayashi Me Voila 青空文庫
思ふにデカダン芸術が好調子であつた時といふのは、猶実生活人の側に健康の或物が可なりに存し、それが崩解しかけてゐたが、崩解してしまつてはゐなかつた時であるやうに思はれる。
中原中也 アンドレ・ジイド管見 青空文庫
一体芸術家が、実生活人に比べて永遠追慕の情の強い所に成立つのであつてみれば、実生活の空気に反撥的である場合にのみ芸術家の生活は弾力的であるのである。
中原中也 アンドレ・ジイド管見 青空文庫
デカダン派が好調子であつた場合は、デカダンな生活をすることが当時の実生活の空気に対して程よい反撥となつたのである。
中原中也 アンドレ・ジイド管見 青空文庫
で、芸術といふものは自体放散的過程を好むものであるからには、実生活人の側は集積的である方が好都合なのである。
中原中也 アンドレ・ジイド管見 青空文庫
作例 · 標準
実生から育てたサボテンが初めて花を咲かせたときは、言葉にできない感動があった。
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接ぎ木ではなく実生の果樹は、収穫までに時間がかかるが寿命が長いと言われる。
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雑木林のあちこちに、ドングリから芽吹いたコナラの実生が見つかる。
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