挿し木
さしき
名詞動詞-サ変
標準
cutting
文例 · 用例
もし私が子供を持たなかったら――ありそうなことだ、私はここで挿し穂によって私に挿し木しようとするほど物好きではないからなあ――それでは!
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
樹木は挿し木します。
— The Island of Shadows 『幽霊島』 青空文庫
なになれば君が瞳孔にやさしき憂愁をたたへ給ふか。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
斯る深山に入りてみやびたるわざに心をこらす少女の心のうちを思うにいとなつかしく今|迄は只いとわしき者にのみ思いし外国人の中にかかるやさしきもありけるよと心にくき事限りなし。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
〔毘沙門の堂は古びて〕毘沙門の堂は古びて、 梨白く花咲きちれば、胸疾みてつかさをやめし、 堂守の眼やさしき。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
端厳微妙のおんかおばせ、雲の袖、霞の袴ちらちらと瓔珞をかけたまいたる、玉なす胸に繊手を添えて、ひたと、おさなごを抱きたまえるが、仰ぐ仰ぐ瞳うごきて、ほほえみたまうと、見たる時、やさしき手のさき肩にかかりて、姉上は念じたまえり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
※土 美わしき菫の種と、やさしき野菊の種と、この二つの一つを石多く水少なく風|勁く土焦げたる地にまき、その一つを春風ふき霞たなびき若水流れ鳥|啼き蒼空のはて地に垂るる野にまきぬ。
— 国木田独歩 『詩想』 青空文庫
キヤツと叫びて倒るゝを、見向きもやらず通りしは、優にやさしき人の、黄楊の櫛を唇に銜へしなり。
— 泉鏡太郎 『婦人十一題』 青空文庫
作例 · 標準
バラの挿し木に挑戦し、新しい苗を育てることに成功した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
植物の挿し木は、親株と同じ性質を持つ個体を増やすのに有効な方法だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
友達から分けてもらったアジサイを挿し木にして、庭に植えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
挿し木 は、広義には植物の茎と根を兼ね備えない一部分を切り取り、そこから茎と根を具備した独立個体の植物に仕立てる、無性繁殖法のことである。
出典: 挿し木 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0