兄弟姉妹
きょうだいしまい異読 けいていしまい
名詞
標準
brothers and sisters
文例 · 用例
片っ端から母を異にする兄弟姉妹の間に、何かありはしないか?
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
世には性質も、顔付きも、趣味も、身体も、一見同じように見える兄弟姉妹も稀にはあるでしょうが、それは外見だけで内部はかなり異っているでしょう。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
大抵の兄弟姉妹は、世人と同じく千差万別で、中には全く正反対なものもあります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
これに対して兄弟姉妹たちは、兄だから、弟だから仕方がない、見逃そうとする安っぽい態度。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
兄弟姉妹の各々が、お互いに頼らず、まず自分を修め、自分を救い、それから他に及ぼし、相|提携て団欒するということにしたら、本当の兄弟愛がそこにはぐくみ育てられて来ると思います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
また道を共にする兄弟姉妹、かくてこの功徳無量無辺なるべし。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
その両親とも兄弟姉妹ともわかれて、ひとり御ところに奉公してゐる者の朝夕ひたすら緊張してゐる心も知らず、おのれの色慾の工夫ばかりしてゐる人の愚かしさを、つよくおとがめになつたのだといふ御深慮の程が、私たちにもはじめて納得出来ました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
そこで※嫉の念禁じ難く、兄弟姉妹の縁に連なる良兼貞盛良正等の力を併せて将門を殺さうとし、一面国香良正等は之を好機とし、将門を滅して相馬の夥しい田産を押収せんとしたのである。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫