幽怪
ゆうかい
名詞
標準
ghost
文例 · 用例
その伝説は長く消えないで、渾河地方の雪の夜には妖麗幽怪な姑娘の物語が今もやはり繰返されているのである。
— 岡本綺堂 『雪女』 青空文庫
またその叢書の中の『幽怪録』には、岩見重太郎の緋狒退治というような人身御供の原話になっているものがある。
— 田中貢太郎 『怪譚小説の話』 青空文庫
この幽怪録の話は、明の瞿佑の『剪燈新話』の中の申陽洞の記の粉本になっている。
— 田中貢太郎 『怪譚小説の話』 青空文庫
またその叢書の『続幽怪録』の中にある定婚店の話は、赤縄の縁の伝説である。
— 田中貢太郎 『怪譚小説の話』 青空文庫
番町の皿屋敷――この幽怪な屋敷の名が女どもの魂をおびえさせて、誰もこの屋敷へ奉公に来る者はなかった。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
松緑のも菊五郎のも、小坂部の正体を狐にしているのであるが、狐と決めてしまうのはどうも面白くないと思ったので、わたしは正体を説明せず、単に一種の妖麗幽怪な魔女ということにして置いた。
— 岡本綺堂 『小坂部伝説』 青空文庫
そうして、その灯をたずさえて来るのが美しい幽霊のような女であることを想像して、一種の幽怪凄絶の気分に誘い出された。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
彼が天地のあいだに幽怪神秘のことあるを信じて、その述作に志すようになったのは、少年時代におけるこの実験に因ったのであると伝えられている。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
昔の人は、幽怪なものに遭遇したと語り継いでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
真夜中の森を歩いていると、何となく幽怪な気配を感じた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
幽怪な物語は、人々の想像力を掻き立てる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash