画法
がほう
名詞
標準
art of drawing and painting
文例 · 用例
美術家は画法に囚われて自然を見なくなり、宗教家は経典に囚われて生きた人間を忘れ、学者はオーソリチーに囚われる。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
これは分りきった透視画法の原理である。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
そんな事は何様でも可いが、兎に角に骨董といふことは、貴いものは周鼎漢彝玉器の類から、下つては竹木雑器に至るまでの間、書画法帖、琴剣鏡硯、陶磁の類、何でも彼でも古い物一切を云ふことになつてゐる。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
だが、一度『現実の順序が違つたものに』などぶつかると、これらのアカデミックな画法の順序は何の用にもならない。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
椿岳の画の豪放|洒脱にして伝統の画法を無視した偶像破壊は明治の初期の沈滞|萎靡した画界の珍とする処だが、更にこの畸才を産んだ時代に遡って椿岳の一家及び環境を考うるのは明治の文化史上頗る興味がある。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
エジプトの伝説ではトート(Thot)の神が人間に天文、占筮と魔術、医療、文字、画法を教えたことになっている。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
これは、画の描き方の変遷によるのであって、徳川中期以後にはつまり、幽霊の幽霊らしさを描く技法なり、画の傾向なりが適して来たから、さてこそ、幽霊画というモティフも、おのずと生れて来たわけで、画法の変遷と、モティフの興廃とは有機的に混一しているものである。
— 岸田劉生 『ばけものばなし』 青空文庫
徳川中期以前はつまり、その画法なり画的興味なりが、むしろ妖怪を生むのに適切であったと思える。
— 岸田劉生 『ばけものばなし』 青空文庫
作例 · 標準
この画集では、印象派の画法がどのように発展したかが詳細に解説されている。
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水彩画の画法を習得するには、筆の運び方や色の重ね方が重要だ。
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彼は独自の画法を確立し、国際的な評価を得た。
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「この人物画、写実的で素晴らしい!どんな画法を使っているんだろう?」
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