構図
こうず
名詞頻度ランク #7228 · 青空 469 例
標準
composition (of painting)
文例 · 用例
たとえば、絵画については輪廓本位の線画であること、色彩が濃厚でないこと、構図の煩雑でないことなどが「いき」の表現に適合する形式上の条件となり得る。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
突飛な題材を無造作な不細工な描き方で画いているようではあるが、第一構図や意匠の独創的な事は別問題としても今ここに論じているような「不協和の融和」という事が非常にうまく行われているので、そこに名状の出来ぬ深みが生じ「内容」が出来ているのである。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
尤もある画を見ると色彩については線法や構図に対するほどの苦心はしていないかと思われるのもないではないが、しかし簡単な花鳥の小品などを見ても一見何らの奇もないような配色の中に到底在来の南画家の考え及ばないと思われる創見的な点を発見する事が出来る。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
いわゆるプロ絵なるものはどうしてああ鈍い色彩の間の抜けた構図ばかりしなければならないか了解が出来ない。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
多数の人物を排した構図ではそれら人物の黒い頭を結合する多角形が非常に重要なプロットになっているのである。
— 寺田寅彦 『浮世絵の曲線』 青空文庫
師宣や祐信などの絵に往々故意に手指を隠しているような構図のあるのを私は全く偶然とは思わない。
— 寺田寅彦 『浮世絵の曲線』 青空文庫
モネーの有名なシリーズがなかったら、ああいう構図は、洋画としてはオリジナルかもしれないが、今では別に珍しくはなさそうである。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
たとえばだいじのむすこを毒殺された親父の憂鬱を表現する室内のシーンでもその画面の明暗の構図の美しさはさまにレンブラントを想起させるものがあるが、この場面のいろいろなヴァリエーションが少なくも多くの日本人には少し長すぎるであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
作例 · 標準
この写真は三分割法を取り入れており、非常にバランスの良い構図になっている。
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絵画を描く際、最も強調したい被写体をどこに配置するか構図を練るのが楽しい。
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映画のワンシーンのような劇的な構図で、彼女のポートレートを撮影した。
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