技法
ぎほう
名詞頻度ランク #7394 · 青空 383 例
標準
technique
文例 · 用例
それはつまり様々の技法論が盛んで、分析的な気持が強かつたからであると思ふ。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
しかし蕪村一流の技法によって、これを全く自己流の表現に用いている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
臍といふものは人間の重心であるから、この蟻はその運搬の技法からいへば、完全に近かつた。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
近頃、歐米では一|時の麻雀熱がさめてブリツヂ・ポオカアの遊びに歸つたと言ふし、日本でも花合せの技法がずつと深奧複雜でより感興深いことを説く人もあるが、麻雀には遊びの魅力は魅力として、外にあの牌に觸れるといふ不可思議な魅力がある。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
言ひ換へると、支那人は技法の巧拙は別問題として、可成り自由に延び延びと麻雀を遊び樂しむからではあるまいか?
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
一|時麻雀競技會の常勝者としてその技法をたゞ驚歎されてゐた某が、支那人式の仕方からすれば至極幼稚な不正を行つてゐたことが分るし、結局麻雀界から抹殺されるに到つたなどは甚だ殷鑑遠からざるものとして、その心根の哀れさ、僕は敢へて憎む氣にさへならない。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
その頃、それが賭博との疑ひを受けて、或る晩一|同がその筋から取り調べを受けるやうな事件が持ち上つたが、取り調べる側がその技法を知らないので誰かが滔滔と講釋をはじめ、係官を烟に卷いたといふ一|插話もある。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
そして、近頃はだいぶ技法にも自信を得て來たが、運に左右されてしまふ或る境地だけはどうにも仕方がなく、時にあまりに衰運に沈湎させられると、ちよつと麻雀にも嫌厭たるものを感じる。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
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出典: 技法 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0