水彩
すいさい
名詞頻度ランク #20479 · 青空 139 例
標準
watercolor painting
文例 · 用例
水鳥や舟に菜を洗ふ女あり と共に、蕪村の好んで描く水彩画風の景趣であって、薄氷のはる冬の朝の侘しさがよく現れている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
室の庭に向いた方の鴨居に水彩画が一葉隣室に油画が一枚掛っている。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
皆不折が書いたので水彩の方は富士の六合目で磊々たる赭土塊を踏んで向うへ行く人物もある。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
それに引きかえて西の空|麗しく晴れて白砂青松に日の光鮮やかなる、これは水彩画にも譬うべし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
彩色と云っても絵具は雌黄に藍墨に代赭くらいよりしかなかったが、いつか伯父が東京博覧会の土産に水彩絵具を買って来てくれた時は、嬉しくて幾晩も枕元へ置いて寝て、目が覚めるや否や大急ぎで蓋をあけて、しばしば絵具を検査した。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
しかもその水車風景は、コンスターブルの油絵で見たものとは遠く、小林清親が水彩画から新工夫をして描き上げた、富士を背景とした静岡竜宝山の水車風景の版画(明治十三年版)の方が、ぴたりと胸に来た。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
ただ不思議に思われるのは、今でもあの単に道徳上の功利的価値だけを目標とした歴史画や、最もバナールな〔banal 陳腐な〕題材を最もバナールな技巧で表現したというだけの無遠慮に大きな田園風俗画などや、一昔前の臨画帖から取り出したような水彩画などが保存されている事である。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
最も有利な見方をしても結局一枚の水彩画の内容の最も簡単なる説明書き以外の何物でもあり得ないであろう。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、水彩絵の具で描いた透明感のある風景画を展示した。
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水彩の柔らかなタッチで描かれた花々は、命を吹き込まれたように美しかった。
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水彩画教室では、基本的な技法から応用までを学ぶことができる。
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ウィキペディア
水彩 は、水を溶剤とする絵具、およびその絵具を使用して描かれた絵画のこと。水彩絵具で描かれた絵を水彩画(すいさいが)と言う。
出典: 水彩 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0