至論
しろん
名詞
標準
persuasive argument
文例 · 用例
張公文潜の『明道雑志』にいわく、鶏|能く晨を司る事経伝に見われて以て至論と為す、しかれどもいまだ必ずしも然らざるなり。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
理論的乃至論理的なことをそれだけで科学的だと考えている人もいる。
— 戸坂潤 『科学と科学の観念』 青空文庫
両者の媒介という点に就いては森山啓氏等の努力を多とすべきであったが、併し科学に於ける世界観と方法(乃至論理)との連関に於ては殆んど全く興味の焦点が理解されていなかった。
— 戸坂潤 『哲学の現代的意義』 青空文庫
明かにそれと言ひ表はされたる思想乃至論證の形においては吾々はそれを啓蒙時代の思想家達、カント、レッシング、ロッツェ等において見るが、氣分乃至感情としてあこがれ乃至信念としてはそれは文藝復興期以來到る處に躍動してゐる(一)。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
――そういう意味に於いて、唯物論的認識論(乃至論理学)から云うと、インチキでない宗教は元来なかったし、又決してあり得ないということになる。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
思想の科学は常に認識理論乃至論理学であった。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
だがそれは、哲学を方法として日常使っていない人間の言葉であるばかりでなく、方法乃至論理なるものが実に世界観の歴史的で且つ理論的な要約として結晶したものだ、ということを知らぬ人間の言葉である。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
二 性格的論理に於ける――没性格的論理は今の問題ではない――論理形態は、真理乃至論理の理念からは決定出来なかった。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
作例 · 標準
彼の至論は、反対派をも納得させる説得力があった。
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その弁護士は、法廷で至論を展開し、見事に依頼人を救った。
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誰もが彼の至論を聞けば、その正しさを理解するだろう。
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