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史論

しろん
名詞
1
標準
historical treatise
文例 · 用例
愛山生が徳川時代の文豪の遺風を襲ひて、「史論」と名くる鉄槌を揮ふことになりたるも、其の一現象と見るべし。
北村透谷 人生に相渉るとは何の謂ぞ 青空文庫
彼は「史論」と名くる鉄槌を以て撃砕すべき目的を拡めて、頻りに純文学の領地を襲はんとす。
北村透谷 人生に相渉るとは何の謂ぞ 青空文庫
天下の衆生をして悉く愛山生の如き史論家ならしめば、当時の社会を知るの要を重んじて、京山をも、西鶴をも、最上乗の作家として畏敬するなるべし。
北村透谷 人生に相渉るとは何の謂ぞ 青空文庫
宗教なし、サブライムなしと嘲けられたる芭蕉は、振り向きて嘲りたる者を見もせまじ、然れども斯く嘲りたる平民的短歌の史論家(同じく愛山生)と時を同うして立つの悲しさは、無言|勤行の芭蕉より其詞句の一を仮り来つて、わが論陣を固むるの非礼を行はざるを得ず。
北村透谷 人生に相渉るとは何の謂ぞ 青空文庫
荒川君の史論は、何等事相発展の裡面に哲理的批判を下す文明的史眼の萌芽なきを以て、主観的なる吾等には興味少なく候へ共、其考証精密なる学者風の態度は、客気にはやる等輩中の一異色に候。
石川啄木 渋民村より 青空文庫
その背後には、大日本史と云ふ力強い史論を持ち、その実践方法に於ては、あく迄も実行第一を主として、この点では、陽明学の実践主義も遥かに及ばない位だ。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
支那でも『論衡』に鼠一|筐を渉れば飯|捐てて食われず、古アングロ・サキソン時代に英国で犬や鼠の食い残しを知って食ったら神頌を百遍、知らずに食ったら五十遍唄わせた(一八四六年板、ライトの『中世英国文学迷信歴史論文集』巻一、頁二四一)。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
下 笹森儀助氏の『南島探験』によると、八重山島や与那国島にある大和墓や八島墓は、七百年前の平家の落武者の墓であるということになっているが、幣原〔坦〕博士の『南島沿革史論』にも同様のことが見えている。
伊波普猷 土塊石片録 青空文庫
作例 · 標準
彼は古代史に関する詳細な史論を発表し、学界で注目された。
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この史論は、特定の歴史的事件の再解釈を試みている。
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卒業論文として、明治維新に関する史論を執筆した。
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