底止
ていし
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
cessation
文例 · 用例
こん風に考えて行けば、問題は問題を生んで底止する所を知らないのです。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
嗚呼何んたる事ぞ、此傾向にして底止する処なくんば、日本の社会は遂に二十世紀の元禄時代と化するの他は無からん。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
而も争論は何時も要領を得ずに終つて、何時までも底止なく同じことを繰返されてゐるのであツた。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
岩壁に密集したロッペン鳥の風景は、空の明るに従っていよいよ細かに黒白分明し、その飛行はまた耀く風の幅となり、川となり、旗となり、帆となり、吹雪となり、波濤となり、無数に白く、また、黒く紫に、また白く白く擾乱して底止するところを知らないのだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
己が始て行った晩には、どうするだろう」空想は縦横に馳騁して、底止する所を知らない。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
結局、そんな世話を続行するのは日本亡国の原因を作るようなものだとつくづくこの頃思い当ったせいでもあるんだがね」 こうして縷述して来ると彼の法螺の底力は殆んど底止するところを知らない。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
いわく、多年等閑に付し来たれる神社を、一朝厳命の下に、それ神職を置け、基本金を積めと、短兵急に迫られし結果、氏子|周章、百方工夫して基本金を積み存立を得たるも、また値上げ、また値上げとなり底止するところを知らず。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
動揺混乱底止する所を知らない。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
作例 · 標準
彼の努力は、成功するまで底止することがなかった。
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問題解決のためには、原因の底止が不可欠だ。
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戦争が底止し、ようやく平和が訪れた。
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