国史
こくし
名詞頻度ランク #35517 · 青空 266 例
標準
history of a nation
文例 · 用例
六国史などを読んで、奈良朝の昔にシナ文化の洪水が当時の都人士の生活を浸したころの状態をいろいろに想像してみると、おそらく今の東京とかなり共通な現象を呈していたのではないかと思われることがしばしばある。
— 寺田寅彦 『カメラをさげて』 青空文庫
パーレー万国史、クヮッケンボス文典などという書名を連ねた紙片に過ぎなかったが、それが恐ろしく幼い野心を燃え立たせた。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
「六国史」を読んでいると現代に起こっていると全く同じことがただ少しばかりちがった名前の着物を着て古い昔に起こっていたことを知ってあるいは悲観しあるいは楽観するのである。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
ナショナルの二位しか読めないのが急に上の級へ入って、頭からスウヰントンの万国史などを読んだので、初めの中は少しも分らなかったが、其時は好な漢籍さえ一冊残らず売って了い夢中になって勉強したから、終にはだんだん分る様になって、其年(明治十七年)の夏は運よく大学予備門へ入ることが出来た。
— 夏目漱石 『落第』 青空文庫
多数の聴講生を有する彼は、此目的をもつて大学で普国史を講じ出した。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
国史国文学の研究家であり、好事家である村瀬君助が小野の小町の手植ゑと言ひ伝へられるこの芍薬の傍へ来たときにはかなり疲れて汗を垂らしてゐた。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
彼だけが在野の国史国文に関する権威者の一人となつて残つた。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
国文に関した研究もの、国史、支那稗史から材料を採つた短篇小説、校釈、対論文、戯作、和歌、紀行文、随筆等、生涯の執筆は実に多岐に渉つてゐる。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
作例 · 標準
日本の国史を学ぶことは、自国の文化や伝統を理解する上で重要です。
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その図書館には、貴重な国史に関する資料が多数所蔵されています。
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彼は国史研究の第一人者として知られています。
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ウィキペディア
国史 とは、国家や王朝などの政治的まとまりを単位とした歴史および史伝叙述である。これの対照概念として地理的まとまりに着目した地域史 などの叙述方法がある。司馬遷以来、歴史叙述は長く国ごとに行われてきたが、現代の民族紛争などの原因を究明する場面において、国家ごとに分割された歴史では説明が難しくなっていった。
出典: 国史 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0