妻女
さいじょ
名詞
標準
one's wife
文例 · 用例
親戚の妻女だれかれも通夜に来てくれた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
親戚の妻女が二つになる子どもをつれてきて、そこに寝せてあればその子の呼吸の音がどうかするとわが子のそれのように聞こえる。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
それは此の年の七月から新しい布達があって、諸大名の妻女も帰国勝手たるべしということになったので、どこの藩でも喜んだ。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
彼等は庄長から金をせびり、若しよこさなければ、土墻をめぐらした村を襲い、妻女を奪い、家を焼き、村民全部を惨殺したりなどもやった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
入れ違いにあばたの敬四郎の妻女お兼さんが店へ入ります。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
其一人に導かれ礫多く燈暗き町を歩みて二階建の旅人宿に入り、妻女の田舎なまりを其儘、愛嬌も心かららしく迎へられた時は、余も思はず微笑したのである。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
然るに御老職末席なる恩田杢殿方は一家内能く治まり、妻女は貞に、子息は孝に、奴婢の輩皆忠に、陶然として無事なること恰も元日の如く暮され候。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
――※、鮠、鮴の類は格別、亭で名物にする一尺の岩魚は、娘だか、妻女だか、艶色に懸相して、獺が件の柳の根に、鰭ある錦木にするのだと風説した。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、妻女の誕生日プレゼントに悩んでいる様子だ。
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父は、いつも妻女を気遣い、助けてあげています。
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彼女の妻女は、とても料理上手で、いつも美味しい手料理を振る舞ってくれる。
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