妻帯
さいたい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
having a wife
文例 · 用例
ひどいのになると、独身だか妻帯者だか、わからない人物もあります。
— 太宰治 『政治家と家庭』 青空文庫
将校は営外に居住し得、妻帯し得るのに対して、下士以下兵卒は兵営に居住しなければならないし、妻を持ち得ない生活条件から、そういう結果になっていた簡単な事実が、独歩には気がつかなかったものらしい。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
三十の年に恩人の無理じいに屈して、養子に行き、養子先の娘の半気違いに辛抱しきれず、ついに敬太郎という男の子を連れて飛びだしてしまい、その子は姉に預けて育ててもらう、それ以後は決して妻帯せず、純然たるひとり者で、とうとう六十余歳まで通して来たのが河田翁の一生である。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
私はそのとき、青年の珪次との恋に夢中になっていましたから、こんな壮年の妻帯者に興味どころではなく、全く没交渉の感じしか持っていませんでした。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
葉子はそこで倫理的に一人の妻帯男が一人のマダムに対する不真面目な態度を批判して不愉快になったのでは無い。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
四五年もまえからの妻帯者である。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
その寺は肉食妻帯の寺でその住職には妻子があった。
— 田中貢太郎 『鷲』 青空文庫
)福岡市|須崎お台場に在る須崎監獄の典獄(刑務所長)となり、妻帯後間もなく解職し、爾後、数年閑居、日清戦役後、台湾の巡査となって生蕃討伐に従事した。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
昔の僧侶の中には、妻帯を許されている者もいた。
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彼は妻帯者でありながら、独身を装っていた。
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その村では、ほとんどの男性が若くして妻帯する。
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