松かさ
まつかさ
名詞
標準
pinecone
文例 · 用例
松かさだか鳥だかわからない黒いものがたくさんその梢にとまってゐるやうでした。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
松かさだか鳥だかわからない黒いものがたくさんその梢にとまっているようでした。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
久助君達は、けろんけろんとして、あつちの空を見たりこつちの空を見たり、あるものは面白くなささうな松かさを足でおもちやにしたりしてゐた。
— 新美南吉 『耳』 青空文庫
露ほどの大きさで紅色の美しいのもあり、既に松かさの形をして紅ゐの褪せてゐるのもあつた。
— 或る日の晝餐 『樹木とその葉』 青空文庫
つづいて剽悍児秀の浦の松かさみたいな左のこぶしが、同じくじりじりと砂の上におろされましたので、さっと軍配が引かれるといっしょに、肉弾相打って国技の精緻が、いまやそこに現出されんとした瞬間――まことにどうも変な結果になったものでした。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
松は僕等の居まはりにも二三尺の高さに伸びたまま、さすがに秋らしい風の中に青い松かさを実のらせてゐた。
— 芥川龍之介 『O君の新秋』 青空文庫
あいの土山、雨がふるやらずの雨だよ泊まって行きなよ主を松かささわれば落ちるよハイ、ハイ……とネ 途切れ途切れに伝わってくる豆太郎の唄ごえがパッタリとやむと暗く濃い春宵のしじまのなかで、老士と弥生は、ほのかに顔を見合ってほほえんだ。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
松かさ、栗のいが、苺の葉があたりにちらばっている。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
作例 · 標準
公園で拾った松かさをきれいに洗って、クリスマスリースの飾りとして再利用した。
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松の木の下には、リスが中身を食べた後と思われる、エビフライのような形をした松かさが落ちていた。
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理科の実験で、湿度の変化によって松かさの鱗片が開いたり閉じたりする様子を観察した。
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