松ぼっくり
まつぼっくり異読 まつぼくり・まつふぐり・まつぽっくり
名詞多音語
標準
pinecone
文例 · 用例
暖炉に火が燃え、鳩時計は細長い松ぼっくりのような分銅をきしませつつ時を刻んでいる。
— 宮本百合子 『海浜一日』 青空文庫
紅梅が咲けば折って前髪に挿し、お正月の松飾りの、小さい松ぼっくりさえ、松の葉にさして根がけにした。
— 続旧聞日本橋・その一 『大門通り界隈一束』 青空文庫
クスクス笑いながら竿をかけ代えようとしたら、物干竿をかける棒の二又のそれに荒繩でくくりつけられている松の枝に、小さい青い松ぼっくりが一つくっついているのが可愛らしくお縫の目にとまった。
— 宮本百合子 『猫車』 青空文庫
「もぐらが来ないように」 そう云ってその穴におちていた三角のスレートの破片をさしこんで、はじめわたしがその穴へおとした松ぼっくりをひろって、スレートのわきへつめた。
— 一九四七年(昭和二十二年) 『日記』 青空文庫
ベスは、松ぼっくりをよりわけていました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
」 ローリイは、できるだけ愉快にしようとして、メグの糸をまいてやったり、ジョウをよろこばそうとして、詩をうたったり、ベスに松ぼっくりを落してやったり、エミイの写生を手つだってやったりはたらきばち会の会員にふさわしいように努めました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
面白いもので一杯にはなっているけれども、彼の一番お気に入りなのは、元二人の姉達がいた時分春になるとは松ぼっくりを拾いに来たことのある館の山である。
— 宮本百合子 『禰宜様宮田』 青空文庫
松ぼっくりの落つる音にも、枯れ枝の折れる音にも、小兎のように飛び上がった……。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
公園で子供たちが、大きな松ぼっくりを拾って遊んでいた。
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クリスマス飾りとして、松ぼっくりに色を塗って使った。
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森の中には、たくさんの松ぼっくりが落ちていた。
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