交う
かう
接尾辞動詞-五段-ウ行頻度ランク #19473 · 青空 1346 例
標準
to pass each other
文例 · 用例
私は、その夕、電燈|煌々として自動車の目まぐるしく飛び交う賑やかな町中で、一枚の号外を握って、地質時代の出来事であるところの、氷河退却時代が、眼のあたりに見られるのだと思った。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
そして行き交う厚い外套と雪靴の街、子供達の雪合戦の街、橇の其処にも此処にも散ばる街――その街はクリスマスの仕度の賑わう街なのです。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
一面に陳列された商品がさき盛った野の花のように見え、天井に回るファンの羽ばたきとうなりが蜜蜂を思わせ、行交う人々が鹿のように鳥のようにまたニンフのように思われてくるのである。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
壁が厚い洋館の二階から発射される弾丸が、ヒウヒウと、街路の上をとび交うた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
帰来した燕は、その麦の上を、青葉に腹をすらんばかりに低く飛び交うた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
それの飛んで行った方角には日光に撒かれた虻の光点が忙しく行き交うていた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
しかし、二人の胸の中に行き交う想いは、ヴァイオリンの音になって、高く低く聞こえている。
— 寺田寅彦 『秋の歌』 青空文庫
)吹つのる風の音|凄まじく、荒波の響きを交う。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
作例 · 標準
狭い山道で、車と自転車がやっと「交う」ことができた。
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行き「交う」人々の波に逆らって進む。
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多くの船が沖合で「交って」いた。
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