琴瑟
きんしつ
名詞
標準
qin and se (two different kinds of Chinese zither)
文例 · 用例
その後で、帷をおろし、燈に背き、琴瑟已に尽きたところで、※が啼いて夜明けを知らせた。
— 田中貢太郎 『豕』 青空文庫
実はそれを防止するためにやって来たのでしたが」「それではあなたは、われわれの知らない、重大な証拠をお持ちになっていられるでしょう、――彼らは大変|琴瑟相和した夫婦だったと云うことですがね、――」「私はただあの舞踏人の話を知っているだけなんですが、――」 ホームズは云った。
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
そんな事で、とにかく琴瑟相和していた訳ですな」「そうです……ところが、その甥の当九郎という青年が実松家に入り込むようになると、その夫婦仲が、どうも面白くなくなったそうです。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
前年木下(友三郎)博士予の宅に来りこの琴瑟和調の体を羨み鎌田に語ると、大分参って居ると見えるといったと『伏虎会雑誌』に出た由。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
琴瑟相和すとは、この夫婦の事なるべし。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
既にして矢島周禎が琴瑟調わざることを五百に告げた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
妻を娶つて非常に其妻が氣に入つた、琴瑟相和すけれども、若し姑の氣に入らぬ時には廟見せずに直ちに離縁しなければならぬ。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
勿論|琴瑟相和した。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
標準
happy marriage