琴瑟相和
きんしつそうわ
名詞動詞-サ変
標準
pair of persons (especially a married couple) being intimate and harmonious
文例 · 用例
実はそれを防止するためにやって来たのでしたが」「それではあなたは、われわれの知らない、重大な証拠をお持ちになっていられるでしょう、――彼らは大変|琴瑟相和した夫婦だったと云うことですがね、――」「私はただあの舞踏人の話を知っているだけなんですが、――」 ホームズは云った。
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
そんな事で、とにかく琴瑟相和していた訳ですな」「そうです……ところが、その甥の当九郎という青年が実松家に入り込むようになると、その夫婦仲が、どうも面白くなくなったそうです。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
琴瑟相和すとは、この夫婦の事なるべし。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
妻を娶つて非常に其妻が氣に入つた、琴瑟相和すけれども、若し姑の氣に入らぬ時には廟見せずに直ちに離縁しなければならぬ。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
勿論|琴瑟相和した。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
よく干したものを削って耳掻きに一杯飲むと、身体自ら熱温を生じ性気昂進して、琴瑟相和するところの奇薬であるという。
— 佐藤垢石 『海豚と河豚』 青空文庫
直子女史のアカデミー振りと琴瑟相和す部分もないではないようだ。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
二人は琴瑟相和して十五年間を過し、四人の子供をもうけた。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫