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恨み言

うらみごと
名詞
1
標準
grudge
文例 · 用例
弱い、踏みにじられたる、いまさら恨み言えた義理じゃない人の忍びに忍んで、こらえにこらえて、足げにされたる塵芥、腐った女の、いまわのきわの一すじの、神への抗議、おもんの憤怒が、私を泣かせた、ここを忘れてはならない、人の子、その生涯に、三たび、まことに憤怒することあるべし、とモオゼの呟き。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
そして、これが直らなかつたら打ち殺すぞとか、おこられてもいいから北海道の兄を呼び寄せて強談するとか、頻りにいろいろな恨み言を云つてゐた。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
」こんな單純なお鳥の恨み言が却つてよくこちらの心を引いて、けふはまた何か出來てゐるか知らんと云ふやうな樂しみを抱かせた。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
」 恨み言を言った。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
この女御がする批難と恨み言だけは無関心にしておいでになれなかった。
桐壺 源氏物語 青空文庫
作家は味方をもつてゐれば、敵ももつてゐるものであるが、土牛氏に関しては、非常に氏は製作に遅筆であつて、なかなか出来上りがおそい、絵の催促に十回通はされたとか、二十回通はされたとかいふ、恨み言を聞いた以外に、土牛は恨まれる何ものももつてゐないやうである。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
その次ぎのは、十日間ほど經つてから書いたもので、樺太安着を本妻の方へは電報で知らせながら、自分へは手紙でよこしたといふ恨み言がある。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
それに對するかの女の恨み言が、そのまた次ぎの手紙である。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
作例 · 標準
例句