復讐心
ふくしゅうしん
名詞
標準
desire for revenge
文例 · 用例
あいつは、へんな復讐心を持っている。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
私は、人の三倍も四倍も復讐心の強い男なのであるから、また、そうなると人の五倍も六倍も残忍性を発揮してしまう男なのであるから、たちどころにその犬の頭蓋骨を、めちゃめちゃに粉砕し、眼玉をくり抜き、ぐしゃぐしゃに噛んで、べっと吐き捨て、それでも足りずに近所近辺の飼い犬ことごとく毒殺してしまうであろう。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
復讐心が強いそうだからなあ、犬は」 いまこそ絶好の機会であると思っていた。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
あいつは、へんな復讐心を持つてゐる。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
のこっているものは、蒼空の如き太古のすがたとどめたる汚れなき愛情と、――それから、もっとも酷薄にして、もっとも気永なる復讐心。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
殊に私自身が東北人の端くれであるから、そんな田舎者のひねこびた復讐心を見せつけられた時には、自己嫌悪みたいなものも加えられて、東京、大阪の生徒よりも一層つよく地元の生徒を憎みたい気が起って来るのである。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
すべて、これらのお慈悲、ひねこびた倒錯の愛情、無意識の女々しき復讐心より発するものと知れ。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
おそろしく復讐心の強い男のようにさえ見えます。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
作例 · 標準
心に強い復讐心を秘め、彼は静かに機会を待った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
復讐心に囚われると、人は正しい判断を見失うことがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
長年の恨みが、彼女の復讐心を掻き立てた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash