敵意
てきい
名詞頻度ランク #18985 · 青空 807 例
標準
hostility
文例 · 用例
だがそれにもかかはらず、彼等のローマ字論者や假名文字論者に對して、尚且つ僕が滿點の贊意を表せず、時に大いに反感の敵意をさへ表するのは、彼等の「誤つた實利主義」が、往々にして僕等の美的藝術意識と衝突し、且つ却つて國語の純粹性を破壞するところの、反日本主義的のものに思はれるからである。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
その上僕の風変りな性格が、小学生時代から仲間の子供とちがって居たので、学校では一人だけ除け物にされ、いつも周囲から冷たい敵意で憎まれて居た。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
いつも、すべてのものに敵意をもつのは止さう。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
山崎は、敵意を持たれていると感じながら、日本の出兵に及んでいた陳長財の話に耳を奪われているものゝように、吸いこんだ煙を、そこにはき出して話のつゞきをとった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
中山服の眼には敵意があった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
また電車のなかの人に敵意とはゆかないまでも、棘々しい心を持ちます。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
やはり雪は、私の傍を離れなかったけれど、他のお客に対する私の敵意が、私をすこし饒舌にした。
— 太宰治 『断崖の錯覚』 青空文庫
そのかわり社交的技巧の底にかくれた敵意や打算に対してかなりに敏感であったことは先生の作品を見てもわかるのである。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
会議では、互いに敵意をむき出しにして議論が交わされた。
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彼の言葉の端々から、強い敵意が感じられた。
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両国間には長年にわたる敵意があり、関係改善は難しい。
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