報復
ほうふく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #11018 · 青空 175 例
標準
retaliation
文例 · 用例
そこで父の歎、弟の恨、良正の妻は夫に対して報復の一合戦をすゝめたのも無理は無い。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
巫臣は直ちに晋から書を送って之を詛い、報復を誓った。
— 中島敦 『妖氛録』 青空文庫
これは架空の話だから御差し合いの方には真平御免下さいであるが、田中という人物が唾棄すべき悪党であったり、林という美人が自動車に轢き潰されたり、中村という先生が八ツ切りにされたりしたら日本中の田中氏、林氏、中村氏は、作者に対して報復しようのない怨恨を抱き、不浄を感じ、嫌悪の情を以て本を投出す虞がある。
— 夢野久作 『創作人物の名前について』 青空文庫
そして又、梅田|雲浜、吉田松陰、橋本左内、頼三樹三郎を始め多くの勤皇家が惨殺された安政の大獄*や、その報復としての桜田門外の井伊大老襲殺の壮挙があつて、軈て薩長の聯合は終に倒幕の実現となつたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
やつの性格に対する僕の読みが当たっているなら、これから全力で手ずから僕に報復を遂げようとするはずだ。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
皆が皆恩を忘れているのではないが、報復に手段を選ばない恐ろしい政府をはばかって、現在の源氏に好意を表示しに来る人はないのである。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
風流な家に住んで現代を誹謗して鹿を馬だと言おうとする人間に阿る者がある」 とお言いになって、報復の手の伸びて来ることを迷惑に思う人たちは警戒して、もう消息を近来しなくなった。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
十九の年に、免許皆伝を許されると、彼はただちに報復の旅に上ったのである。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
作例 · 標準
ライバル会社からの不当な攻撃に対し、彼は何らかの報復をせずにはいられないと考えていた。
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テロ組織による無差別攻撃への報復として、空爆が開始されたというニュースが流れた。
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子供の頃、弟にお菓子を食べられた報復に、彼の宝物を隠したことがある。
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標準
retorsion
作例 · 標準
相手国が自国製品に高い関税を課したため、政府は報復として同様の措置を検討している。
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外交上の無礼な態度への報復として、大使の召還が決定された。
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経済制裁への報復は、しばしば泥沼の貿易戦争へと発展する危険性を孕んでいる。
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