油を売る
あぶらをうる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to loaf around (on the job)
文例 · 用例
そうして骨身を惜しむ事を知らないし、油を売る事をしらなかったせいであろう。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
いまに御利益が顕われるから見てろ」「じゃここに来て油を売るのも勘定ずくなのか」「ばかあいえ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
使いに行けば油を売る。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
」 呼声から、風体、恰好、紛れもない油屋で、あの揚ものの油を売るのださうである。
— 泉鏡花 『雨ばけ』 青空文庫
彼が夜帰って来て横町へはいると、油を売る者に出逢った。
— 酉陽雑爼(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
この家は商売をよしても、やはり馴染の人たちには、お茶ぐらい出す様子で、道場の助手さんたちが外出した時には、油を売る場所になっているのでもあろう、マア坊は平気で奥の方へ行き、番茶の土瓶とお茶碗を持って来た。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
村には石油を売る店がないからです。
— 牧野信一 『ランプの便り』 青空文庫
今度は主人公がいるので、そう油を売ることもできなかったとみえて、一時間後には、どうか、こうか廊下の書物が書棚の中へ詰まってしまった。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
作例 · 標準
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