貴息
きそく
名詞
標準
your son
文例 · 用例
極光のもえるのは、まことにきそく正しいので、いつがいちばん高いか、いつがいちばんひくいか、はっきり見ることができました。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
一、二時間の講義ぐらい聞きそくなってもかまわないという気で、まっすぐに青山内科の玄関まで乗りつけた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
好きな主人にはなれ、その次のガブラシさんにもはなれて、いままでのたのしい、きそくだった生活からはなれて、だんだんからだが弱くなっていった。
— 林芙美子 『美しい犬』 青空文庫
ところが、その国は、右がは通行の、きそくでしたから、町のまがりかどで、自動車にぶつかつて、大けがをいたしました。
— 沖野岩三郎 『源八栗』 青空文庫
一晩だけ、ここへ寝かしてくれないかしら」「こんな暑っくるしいところで寝なくとも、六甲か和歌浦か、涼しいところへ行ったらどうなのよ」「グリ公は宝塚へ行こうというんだけど、今夜は、二人っきりになるのは困るの」 できそくないの木像のような妙にギョロリとした顔をしているので、グリ眼のグリさんで通っている。
— 久生十蘭 『虹の橋』 青空文庫
それで全体の感じから云へばどこかしどろもどろで、書きそくなひの趣なのだ。
— 犬養健 『南京六月祭』 青空文庫
彼は言下に答えた、「あんな真桑瓜のできそくないなんか小指でちょいですよ」「しかしその松太郎は、おまえが降参したことをちゃんとやっているではないか」 お祖父さんはとぼけたような顔でこう云った。
— 山本周五郎 『桑の木物語』 青空文庫
「するとできそくないの真桑瓜はおまえのほうじゃないのか」 ひとからこんな侮辱をうけたことはなかった。
— 山本周五郎 『桑の木物語』 青空文庫
作例 · 標準
「奥様の貴息様は、お元気でいらっしゃいますでしょうか。」
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先生が「貴息はいつも熱心に学んでおります」と褒めてくださった。
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「ご子息ではなく貴息と申しますか。丁寧な言葉遣いですな。」
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