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覊束

きそく
名詞動詞-サ変
1
標準
fetters
文例 · 用例
彼等は人世を厭離するの思想こそあれ、人世に覊束せられんことは思ひも寄らぬところなり。
北村透谷 厭世詩家と女性 青空文庫
誰か能く快楽と苦痛の覊束を脱離し得たるものぞ。
北村透谷 心機妙変を論ず 青空文庫
極光のもえるのは、まことにきそく正しいので、いつがいちばん高いか、いつがいちばんひくいか、はっきり見ることができました。
SNEDRONNINGEN 雪の女王 青空文庫
一、二時間の講義ぐらい聞きそくなってもかまわないという気で、まっすぐに青山内科の玄関まで乗りつけた。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
好きな主人にはなれ、その次のガブラシさんにもはなれて、いままでのたのしい、きそくだった生活からはなれて、だんだんからだが弱くなっていった。
林芙美子 美しい犬 青空文庫
ところが、その国は、右がは通行の、きそくでしたから、町のまがりかどで、自動車にぶつかつて、大けがをいたしました。
沖野岩三郎 源八栗 青空文庫
一晩だけ、ここへ寝かしてくれないかしら」「こんな暑っくるしいところで寝なくとも、六甲か和歌浦か、涼しいところへ行ったらどうなのよ」「グリ公は宝塚へ行こうというんだけど、今夜は、二人っきりになるのは困るの」 できそくないの木像のような妙にギョロリとした顔をしているので、グリ眼のグリさんで通っている。
久生十蘭 虹の橋 青空文庫
それで全体の感じから云へばどこかしどろもどろで、書きそくなひの趣なのだ。
犬養健 南京六月祭 青空文庫
作例 · 標準
古い因習が彼の創造性を覊束していた。
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自由を求める彼は、どんな覊束も嫌った。
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覊束されることなく、彼女は自分の道を突き進んだ。
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