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緩怠

かんたい
形容動詞名詞
1
標準
laxity
文例 · 用例
氏郷は法令|厳峻である代りには自ら処することも一毫の緩怠も無い、徹底して武人の面目を保ち、徹底して武人の精神を揮っている。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
それにも拘らず彼等は新しい文化新しい知識を攝取する點に於て、日本とはまるで比較にならぬほど緩怠であつた。
桑原隲藏 東西交通史上より觀たる日本の開發 青空文庫
「ちぇッ、緩怠至極の奴等だ」 いらだちきった組頭は、この上は、自身|糺問に当らねば埒が明かんと覚悟した時分、黒灰浦の海岸の陣屋の方に当って、一旒の旗の揚るのを認めました。
Ocean の巻 大菩薩峠 青空文庫
所詮明日廿六日己点令登山、重可造之旨可被下知敢無余日上者、争存緩怠哉。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
私は日に何度となく谷にこだまするダイナマイトの響を聞いて、風雨氷雪の外には未だ曾て経験したことのない此山に、更に新たなる破壊力の加わったことを思うと、此時寧ろ予定を変更して其|巓を窮めなかったことが、大なる緩怠であったような気がしてならない。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
重大な会談でも阿呆のような緩怠さで聞き流すか、眼を伏せて黙りこんでいる小心らしい陰気な人物で、教養はあるが聡明というほうではなく、見かけになにか滑稽なところがあり、威厳というものがまるでない。
久生十蘭 淪落の皇女の覚書 青空文庫
あまりにも緩怠至極な阿古十郎の態度に庄兵衛は呆れたり腹を立てたりしているが、しかし、そうばかりもしていられないので、北番所の例繰方に空席のあるのを幸い、その株を買って同心の無足見習にしてやった。
稲荷の使 顎十郎捕物帳 青空文庫
窓框に頬杖をついて、夕顔なりの長大な顎を掌でささえ、ひとを小馬鹿にしたようなニヤニヤ笑いをしながら、「いよウ、これは、ようこそ御入来」 庄兵衛は、たちまち眼を三角にして、「ようこそご入来とは緩怠至極。
都鳥 顎十郎捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
連勝中のチームに緩怠の空気が流れ始め、監督は選手たちに活を入れた。
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目標達成後、気の緩みから職務が緩怠になりがちなので注意が必要だ。
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「諸君の勤務態度は緩怠に過ぎる!もっと緊張感を持って仕事に臨め!」
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組織の規律が緩怠になれば、いずれ大きな問題を引き起こすだろう。
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