軽信
けいしん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
gullibility
文例 · 用例
津軽藩祖大浦為信は、関ヶ原の合戦に於いて徳川方に加勢し、慶長八年、徳川家康将軍宣下と共に、徳川幕下の四万七千石の一侯伯となり、ただちに弘前高岡に城池の区劃をはじめて、二代藩主津軽信牧の時に到り、やうやく完成を見たのが、この弘前城であるといふ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
」「まア、そう思いたい軽信は、お互いにありますがね、しかし、そんならニュートンだって夢ですよ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
これをかのアジヤ諸州の人民が、虚誕妄説を軽信して巫蠱神仏に惑溺し、あるいはいわゆる聖賢者の言を聞きて一時にこれに和するのみならず、万世の後に至りてなおその言の範囲を脱すること能わざるものに比すれば、その品行の優劣、心志の勇怯、もとより年を同じゅうして語るべからざるなり。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
しからばすなわち今の改革者流が日本の旧習を厭うて西洋の事物を信ずるは、まったく軽信軽疑の譏を免るべきものと言うべからず。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
我国の参戦程度を手温しとする英仏は、種々の註文を出して日本を戦争の災禍の中心に引入れたいために、独逸勢力の東漸を法外に誇大するでしょうが、日本人はそれを軽信してはならないと思います。
— 与謝野晶子 『何故の出兵か』 青空文庫
われ等の最も嫌忌するのは、そこに何等の批判も考慮もなしに、ただ外面のみを扮装した、似而非人物の似而非言論を鵜呑みにせんとする、軽信家の態度である。
— SPIRIT TEACHINGS 『霊訓』 青空文庫
われ等はかかる軽信家の群に対して、言うべき何物もない。
— SPIRIT TEACHINGS 『霊訓』 青空文庫
それは軽信であって確信ではない。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
作例 · 標準
彼の軽信な性格は、よく人から騙される原因となった。
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彼は人の話を軽信しやすい傾向がある。
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投資詐欺に遭わないよう、軽信は禁物だ。
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