野生
やせい
名詞-の形容詞頻度ランク #6785 · 青空 602 例
標準
wild
文例 · 用例
詩人的性格とは、常に「燃焼する」ところのものであり、高度の文化的教養の中にあつても、本質には自然人的な野生や素朴をもつものなのに、芥川氏の性格中には、その燃焼性や素朴性が殆んど全くなかつたからだ。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
そして野道の丘に咲いた、花茨の白く可憐な野生の姿が、主観の情愁に対象されてる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そして単に野生の木の実を拾うような「観測」の縄張りを破って、「実験」の広い田野をそういう道具で耕し始めてからの事である。
— 寺田寅彦 『言語と道具』 青空文庫
室生はいつも自然のままの野生的な子供である。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
この四つ目垣には野生の白薔薇をからませてあるが、夏が来ると、これに一面に朝顔や花豆を這わせる。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
そうして、野生の鳥獣が地震や風雨に堪えるようにこれら未開の民もまた年々歳々の天変を案外楽にしのいで種族を維持して来たに相違ない。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
丘のすそをめぐる萱の穂は白銀のごとくひかり、その間から武蔵野にはあまり多くない櫨の野生がその真紅の葉を点出している。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
木々は野生えのままに育ち、春は梅桜乱れ咲き、夏は緑陰深く繁りて小川の水も暗く、秋は紅葉の錦みごとなり。
— 国木田独歩 『星』 青空文庫
作例 · 標準
北海道の原野をドライブしていたら、野生のシカの群れが道路を悠然と横切った。
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野生のアフリカゾウを間近で観察するために、わざわざサファリツアーに参加した。
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厳しい自然の中で生き抜く野生の動物たちは、一瞬たりとも警戒を怠らない。
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標準
growing wild
作例 · 標準
誰も通らない道端に、野生のアザミがひっそりと紫色の花を咲かせている。
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このキノコは栽培物ではなく、森の奥深くに自生している本物の野生のシイタケだ。
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庭の片隅に、いつの間にか野生のハーブが種から飛んできて根付いていた。
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標準
I
作例 · 標準
「野生のごとき無知な者には、先生の深いお考えは到底理解できませぬ」と彼は謙遜した。
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恩師への手紙の末尾に、「野生も変わりなく健勝に過ごしております」と記した。
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「野生の不徳の致すところであり、お詫びの言葉もございません」と彼は頭を下げた。
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